The first ride in this winter in NY ～From 大島 啓文

こんにちは。JCの皆さん、いかがお過ごしでしょうか？

さて2010年第一弾のレポートは3月になってしまいましたが、本日3/6(土)にこの冬初めてのバイクライドに出かけましたので、こちらニューヨークの冬の様子をお伝えがてら(私には珍しく写真付きで)レポートをお届けいたします。

本日はこの冬一番の暖かさと昨晩の予報通りで、朝7時の時点で気温がプラスになりました。(それでも摂氏2℃。) 朝晩は必ずマイナスにまで冷え込み、昼間の最高気温でも5，6℃行くか行かないかの寒さに苦しめられて久しい住民には心も躍るような春の予感の土曜日です。日本では”週間予報”というのが天気予報で先を見通す尺度ですが、こちらでは”Five day forecast”といって5日先までがひとつの目安でどの予報も概ね5日先までをカバーします。
とはいえ、日本では摂氏ひとけた台は身も心も縮こまってバイクライドにでかけるガッツがなかった私も、慣れとは怖いものでここまで毎日寒いと朝からプラスになるだけでバイクにでかけようという気になりました。

8:00に家から2分のスターバックスに集合とのことで、5分前に到着するとすでに参加メンバー4名ほどがおなかがぽちゃぽちゃになるほどの大きなコップのコーヒーを片手に朝から優雅に談笑しています。コースを確認して、今年初ライドの面々も多いので今日はゆっくり3時間ほど乗ろうということになりました。暖かいといってもまだ表は寒いものの、車がほとんど通らない横道に入ると、鳥の声と共に気のせいか春のフレッシュな匂いが感じられます。
以前のレポートにも書きましたが、漕いでいる間もこちらではぺちゃくちゃしゃべりながら乗ることが多く、今日もご多分に漏れずどこのレストランがウマイだの、今年のレースは何を狙ってるだの、世間話をしながら走ります。
 
住んでいる近郊には湖や貯水池が多く、本日のコースも景色の良い湖を横目に見ますがさすがにずっと冷え込んでいるので、スタートから30分ほどの湖もこのように全面分厚い氷で一面覆われています。週末は多くの家族がスケートしに来ます。
 
90分ほど走ったところでやはりまだ風が冷たいせいで温かい物でも飲もうかということになり、その町でちょっと有名なカフェで一休みし、休んでしまうと口々に表に出たくないとか言いながら、ぼちぼち再出発して、順調に帰路を戻ってきました。
 
まだまだ春は遠いようにも思いますが、一旦暖かくなると一気に木々も芽吹いて眼に入る緑もすがすがしく、待ってましたとばかりに人々は外でのイベントに繰り出します。近くにあるヨットハーバーにはビニールで覆われたクルーザー達が春になって出番を待っていますが、いましばらく時間がかかりそうです。
 
ということで、日本はもう桜の開花予想が始まる頃で春がすぐそこかと思いますが、まだまだ冬から抜け出せないニューヨークから今年第一弾のニューヨーク支部の活動レポートをお送り致しました。