フーミン農園 稲刈り ～From小林 智

18日、19日とフーミン農園の稲刈りに行ってきました。
 

18日は金子さんの仕事の後、車に同乗させてもらい出発。
3連休の初日ということで道路が混み、予定より、1時間遅れで到着。
早速着替えて、いざ出陣。







園主の島田さんより、稲の借り方、束ね方などレクチャを受ける。
午後3時からということもあり、そんなに暑くなく、
まあ、これなら行けるという感じで1日目が終わる。







それでも汗びっしょりで、帰宅後シャワーをお借りして、
さっぱりした後は、ビールで乾杯。美味い！
かつおの刺身も、今回はゆっくり味わって食べる。
奥様の、美味しい手料理でおなか一杯。
一日を反省して、
金子さんは、稲を刈っている時は、無の境地になるとのこと。
邪念の多い、会員の皆さんも一度、無の体験をされたら如何だろう。
もっとも私は、早く終わらないかと、雑念ばかりだったが・・・。



午後11時前に就寝。
多少、いびきのノイズもあったが、涼しくてぐっすりと眠る。

翌日、朝は靄で、幻想的。こういう日は暑くなるとのこと。







朝食をいただいた後、稲袈（はさ）用の竹を取り、車に積み込む。
9時から昨日の残った稲を刈りが始まる。我々二人にとって今日が本番！
朝飯を食べ過ぎたせいか、前向きに屈むと苦しい。
また、靄がとれたあと、お話どおり、天気快晴、というか、
暑くて、暑くて、ヘタりました。
光が強く、サングラスを持っていってが正解だった。
汗、だらだら状態で、最初の1時間がきつかった～！！！
昨日の、これなら云々・・・のレベルではない。
休憩時の水が美味いこと、美味いこと。


５，６束稲を刈っては呼吸を整え、次に同じように刈って行く。
ぬかるみが強いところは、後日島田さんのお願いして、刈り取っていく。

刈り取った稲の束をハザ掛し易い様に、
左右に振り分けて根元を縛る。
これの繰り返し。
目に見えて今までの景色が変化していく。
これが唯一の支え、頑張りどころです。



昼食は、島田さんの庭でオープンスタイルのカレーランチ。
スープにサラダ、最後は愛すクリーム！？
仕事に差し支えないよう、今度は食べ過ぎないように注意する。



午後、少し日が陰ると、体も楽になる。
途中、鎌の扱いが悪く、長靴を切ったりもしながら、片側1面が終了。







もう片方の1面も少しやって、本日は終了との声にほっとする。
金子さんの顔には疲れが。私の顔もゴワゴワ・・・日に焼けたためか。
我々のお手伝いは1日と少々だが、園主にとってはこれがあと2日、3日は続くのだと思う。
大変な労働で、頭が下がります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　





初めての稲刈りだったが、お米の一つ一つの大切さ、同時に作業する大変さと、
自然の中に身を置き、呼吸を合わせ、実りを刈り取る楽しさを感じとることができました。
２日間、お世話になりました。ありがとうございました。